Q1:ひざの痛みが出ないような自分でできる対策はありますか?
A.ひざの痛みが出ないようにする対策は、いくつかあります。
1つ目が下肢の筋肉の柔軟性です。筋肉が硬いと関節に負担がかかりやすくなります。
下肢と筋肉といっても特に大事な筋肉はももの前の筋肉大腿四頭筋(大腿直筋)です。
この筋肉は股関節から膝を通過して下腿部に付着する筋肉です。
この筋肉が硬いと膝が圧迫され痛みが出やすくなります。
他には下腿部内の骨、鵞足(がそく)と言われる部位に付着する筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)を柔かくすることが大事です。
下肢の筋肉をストレッチする事が大事になってきます。
それと足底の筋肉を柔らかくする事も大事です。
2つ目が膝の周囲を温める事です。痛みがなければ膝を温めると良いと思います。
ですが、もし痛みがあり痛みのある部分が熱を持っている場合は、膝の炎症がおきているので痛みがあり熱感のある部分だけを氷などで冷やして下さい。痛くない部分は温めて下さい。
3つ目は靴の問題です。私は膝の痛みを出さないようにするための一番大事な対策は靴の履き方の問題です。
膝が痛くなったら、大体がまず膝を治療しますが、痛くなった原因を探さないといけません。
膝が痛くなると原因としてまず歩き、そこで膝に重力がかかり痛みが出ます。
今まで痛くなかったのに最近痛くなったという時に、最近靴を買い替えた、最近靴ひもをしっかり縛らないで履いてるというのが原因で痛みが強くなる事が多いです。
なぜかというと歩いている時に足でバランスが取れず膝に負担がかかり痛みが出るのです。
同じ靴を長期に履いてても靴底が減りバランスが崩れ痛みが出ます。
この靴の原因は腰痛や肩こりも引き起こします。
まず靴ひもしっかり縛って履く、普段履き慣れていない靴を履いて急に膝が痛くなってしまったら靴の原因かもしれないので気をつけて下さい。
その他にも栄養面ではカルシウムが不足しているのもあると思いますが、負担がかかっている部分があるとその部位の栄養も消耗します。
負担のかからないよう日々予防して下さい。
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